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「自分が変われば、世界の見え方は変わる。」

「自分が変われば、世界の見え方は変わる。」

暮らしを創る

公開日:2026.08.09

更新日:2026.08.23

この記事を読み始める前に、ぜひ最初に、小川わかなさんのテーマソングを聴いてみてください。

「ありのままの自分で生きること。」

言葉にするとシンプルですが、そこに辿り着くまでには、たくさんの出会いや別れ、葛藤、そして自分自身との対話がありました。

居場所を探し続けた少女時代。
人との関わり方を学んだ保育園での日々。
誰かに必要とされることで、自分の価値を確かめようとしていた時間。

そして今、「わかなは、わかなのままでいい」という言葉を胸に、自分らしい人生を歩んでいます。

このテーマソングとともに、そんな小川わかなさんのこれまでの人生を辿ってみてください。

彩喜サービス・小川わかなさんが辿り着いた”ありのままの自分”という答え

「彩喜サービス」という会社名には、ある想いが込められています。
「彩の国・埼玉を拠点に、彩りと喜びを届ける存在になりたい。」

“彩”は人生に色を添えること。“喜”は誰かの笑顔や嬉しさを広げること。

生まれ育った大宮への恩返しをしたい。
その気持ちから生まれた名前です。

しかし、現在の穏やかな笑顔からは想像できないほど、わかなさんの人生は「居場所」を探し続ける時間でもありました。

「強く見られたい」—本当は弱かった少女時代

中学生になる頃から、仲間と過ごす時間がすべてでした。

目立つことが好き。
やんちゃなことがかっこいいと思っていた。

「一人だと本当は小心者なんです。」

だからこそ仲間と一緒なら強くなれた。

喧嘩だって怖くなかった。
仲間のためなら何でもできた。

一方で家では違いました。

親の顔色をうかがい、姉にも気を遣う。

「こうしなさい。」

そんな言葉に従って生きてきたものの、褒められた記憶はほとんどありません。

思ったことを口にできず、感情を押し込める毎日。

「友達の前だけが、本当の自分でした。」

誰にも理解されないような孤独を抱えながら、「自分らしく生きる」という感覚を知らずに大人になっていきました。

子どもが教えてくれた「人との向き合い方」

19歳で母になりました。

子どもの存在は人生を大きく変えます。

保育補助として働き始め、4年半。
それまで何をやっても長続きしなかった自分が続けられた唯一の仕事でした。

もちろん最初から順風満帆ではありません。

同僚や園児とうまく関われず、帰り道に泣く日もありました。
意地悪な先輩との人間関係にも悩みました。

しかし、その環境の中で一つの大切な真理に気づきます。

「信頼関係ができて初めて、人は言葉を受け取ってくれる。」

子どもも大人も同じ。

まず相手を受け止める。
安心してもらう。

その土台があるからこそ、叱ることも伝えることもできる。

保育園は、子どもたちを育てる場所であると同時に、自分自身が人との関わり方を学ぶ学校でもありました。

そこで得た学びは今でも変わりません。

「自分が変われば相手が変わる。」

これは今でも人生の軸になっています。

必死に愛しても、幸せにはなれなかった

人生で最も苦しかった時期。
それは仕事だけではありませんでした。

保育園で働きながら夜はスナックで働き、共働きで家族を支えていました。

毎朝5時起床、元主人のお弁当を手作りし、彼は家庭では家事も育児もせずにほとんどワンオペ状態。

「必要とされたい。」

その気持ちだけで頑張り続けた結果、心は少しずつすり減っていきました。

やがて離婚。
その後も5年間付き合った相手との別れ。

気づけば、恋愛のたびに同じことを繰り返していました。

「こんなに愛しているのに、どうして私は幸せになれないんだろう。」

必要とされることでしか、自分の価値を感じられなかった。

それは幼い頃から心の奥にあった寂しさだったのです。

彼という居場所を失い、何もなくなった時には精神科にも通いました。

「何で生きているんだろう。」

そう思う日もあったといいます。

「あなたはあなたのままでいい」

人生を変えた言葉があります。

起業して間もない頃。

あるリフォーム会社の社長から言われた一言でした。

「わかなは、わかなのままで突っ走ったらいいよ。」

その瞬間、親睦会のトイレで涙が止まりませんでした。

今までずっと、「理解される自分」になろうとしてきた。

評価されるために頑張ってきた。

でも、そのままでいいと言ってくれる人がいた。

その一言が、何十年も心に貼りついていた鎧を外してくれました。

32歳。

ようやく思えたそうです。

「自分らしくいても怖くない。」

起業をきっかけに自ら居場所をつくり仲間と共に人生を楽しめるようになっている今が幸せです。

本が教えてくれた「本当の願望」

もう一つ人生を変えた出会いがあります。

それは「本」です。

本を読むことで、自分の価値観が壊され、新しい考え方に出会う。

「私はずっと外側の願望ばかり追いかけていました。」

お金。

評価。

成功。

でも本当に欲しかったものは何だったのか。

自分の内側に問い続けるようになりました。

「お金があっても幸せとは限らない。」

だからこそ今も本を読み続けています。

自分の器を広げるために。

固定観念を壊すために。

お掃除の先にあるのは、“人の心”を磨くこと

現在の仕事は、お客様の住まいをきれいにする仕事です。

しかし、わかなさんが磨いているのは、床や浴室だけではありません。

「お風呂掃除を終えて二時間後、お客様が『えーー!感動!』と言ってくださる瞬間が一番好きなんです。」

「応援してるわ。」

「あなたにお願いして良かった。」

そんな言葉をいただくたびに、自分の存在価値を感じられると話します。

お客様一人ひとりにも大切にしている価値観がある。

努力していることがある。

そこに気づき、言葉をかける。

どんな人であろうと決してジャッジしません。

「世の中は理不尽なことも多い。でも、人の頑張りに気づいてあげられる人でいたい。」

それが過去の自分への約束でもあります。

「人生という旅を楽しもう」

最後に読者へ伝えたいことを尋ねると、わかなさんは少し考え、穏やかな表情でこう話しました。

「自分の感情を拾ってあげてほしい。」

悲しい。

嬉しい。

悔しい。

ワクワクする。

その全部が自分自身。

誰かと比べる必要はありません。

自分の願望を知れば、人への嫉妬は減り、自分の人生に集中できるようになる。

そして、こんな言葉も印象的でした。

「これって、自分の器を広げれば解決することじゃない?」

相手を変えようとするのではなく、自分の見え方を変える。

そうすると、不思議と世界も変わって見えてくる。

まだ自分のことを全部わかっているわけではない。

迷うこともある。

悩むこともある。

それでも——。

「そのプロセスこそが人生なんだと思っています。」

最後に笑顔で添えてくれた言葉があります。

「旅を楽しもう。」

人生はゴールを目指す競争ではなく、自分自身を知り続ける旅。

ありのままの自分を受け入れながら、一歩ずつ歩んでいくこと。

わかなさんの人生は、そのことを静かに、そして力強く教えてくれていました。

編集後記

今回のインタビューで最も印象に残ったのは、「居場所は与えられるものではなく、自分でつくるもの」という生き方でした。

幼少期は感情を押し殺し、仲間だけを心の拠り所にしていた少女が、保育園で人との信頼関係を学び、恋愛や離婚、挫折を経て、「あなたはあなたのままでいい」という一言で自分自身を受け入れられるようになる。その歩みは、決して一直線ではありませんでした。

だからこそ、わかなさんの言葉には重みがあります。

「自分が変われば、相手が変わる。」
「自分の感情を大切にする。」
「人生という旅を楽しもう。」

どれも特別な成功法則ではなく、日々の生き方そのものです。

この記事を読んだ誰かが、自分の感情に少し耳を傾け、「私は本当はどうしたいのだろう」と問いかけるきっかけになれば嬉しく思います。

人生の彩りは、誰かに与えてもらうものではなく、自分自身の心に気づくことから始まるのかもしれません。

「そのままで、遠くへ」

【歌詞】

好きでいてね、自分を
味方でいてね どんな時も

ありのままでいいから

未来へ 一歩一歩
あなたの 花を咲かそう

彩喜サービス・小川わかな

【SNS:Instagram】
https://www.instagram.com/chainon2020?igsh=MXMydzlyNDN3YjR2MQ%3D%3D&utm_source=qr

Writer /

記事担当ライター

Yuki Yoshino

吉野 結生

人々の人生を丁寧にヒアリングすることで定評あり。ターニングポイントや人の底から湧き上がる想いを拾い上げ、人に愛を持って接することが評判を呼び、口コミで広がり続けている。そのような想いを歌にして日々、多くの人に歌を届けている。現在、企業や事業者にその波が広がってきている。